女性 こんにちは!広報委員5です。
ついこの間新しい年を迎えたと思ったのに、大寒も過ぎもう2月。早いものですね。
2月3日は節分です。先日テレビで豆まきをする家庭より恵方巻きを食べる家庭の方が多いという話しをしていました。みなさんの家では豆まきをしますか?

そんな話しを聞いた日に豊橋に行くと、豊橋駅の改札前に鬼が立っていました。安久美神戸神明社で2月10・11日に行われる鬼まつりの鬼です。
鬼まつりは1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されたお祭りで、元々日本の神話を田楽(豊作をお祈りする伝統芸能)に取り入れたものだと言われています。
その神話によると、高天原(神が住まう場所)に「荒ぶる神」が現れました。
荒ぶる神は気性が荒く悪戯ばかり働いていました。
そんな様子を見ていた「武神」は、荒ぶる神の目に余る行動を見かねて荒ぶる神を懲らしめることにしました。
闘いの中で荒ぶる神は自分の非を悟り、最終的には和解する形でその闘いは終わりを告げました。

まつりでは荒ぶる神が「赤鬼」、武神が「天狗」となります。
そして神話における荒ぶる神と武神の闘いが、鬼まつりのメインイベント「赤鬼と天狗のからかい」になり、その様子を見守る「黒鬼」が国津神(くにつかみ)とされています。
赤鬼と天狗のからかいでは天狗が鬼を懲らしめます。敗れた赤鬼は境内を飛び出し、街中を右往左往走り回りながら見物人達にたんきり飴と白い粉をばらまき、粉を浴びた人は真っ白になってしまいます。
このたんきり飴には厄除けと夏病みを防止する効果があるそうです。
安久美神戸神明社は豊橋駅前から路面電車に乗って5番目の停留所「豊橋公園前」で降りて徒歩2分のところにあります。
皆さんも白い粉を浴びに行ってみてくださいね。

画像をクリックすると祭りの様子をご覧いただけます。



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